マーケット
パフォーミング・クレジット四半期レポート:現在の貸し手は誰なのか?エネルギー関連インフラは、エネルギーの生産者と消費者を結びつける多様な産業であり、上場エネルギー・インフラ株式は、今日の投資家に魅力的な投資機会をもたらすと考えています。
ここでは、上場エネルギー・インフラ株式が魅力的な資産クラスであると考える3つの理由に加え、この投資機会を捉えるにあたっての当社の考えをご紹介します。
エネルギー安全保障の世界的な推進:各国政府は、より安全かつ確実なエネルギー供給源を探しています。ロシアからの供給が遮 断したことで欧州のエネルギー安全保障に対する懸念が深刻化した昨年のエネルギー危機は、コモディティ価格を押し上げ、ロシア産 石油・ガスへの依存度を長期的に引き下げることの重要性を強調しました。当社では、このエネルギー安全保障を推進し、アジア、特 に中国の経済再開を受けた需要拡大に対応するためには、米国産石油・ガスが必要になると見ています。この流れは、採掘施設か ら輸出施設への石油・ガス輸送から料金ベースの利益を生み出し、多くの場合その過程で複数の料金を課す仕組みとなっている北 米エネルギー・インフラ構造全体にとって支援材料となるでしょう。