投資 / マルチアセット・ソリューション
非上場実物資産の​分散ポートフォリオの​メリット

不動産とインフラストラクチャーを組み入れて分散効果を追求

2023年6月30日

インフレ、​高金利、​リセッション懸念を​受けて​投資家が​ポートフォリオの​調整に​動くなか、​実物資産​(非上場/プライベートの​不動産と​インフラストラクチャー)の​分散ポートフォリオに​資産を​振り分ける​ことは、​これら​足元に​おける​課題への​対応だけでなく、​長期的にも​魅力的な​投資選択であると​考えます。

不動産や​インフラストラクチャー​(インフラ)と​いった​実物資産​(リアルアセット)は​経済の​基盤と​なる​ものです。​キャピタル成長や​インカム獲得の​可能性と​インフレに​対する​プロテクションと​いった​共通の​メリットを​持つ​不動産と​インフラですが、​これら資産クラスの​サブセクターは​多様で、​様々な​種類の​アセットで​構成されています。

インフラには、​公益事業、​データ通信、​再生可能エネルギー発電、​ミッドストリーム・エネルギーや​運輸など、​人々や​経済を​結ぶ​様々な​システムが​含まれます。

不動産には、​マンション、​住宅、​オフィス、​ホテル、​学生寮、​高齢者向け住宅と​いった​幅広い​種類の​物件が​含まれるだけでなく、​物流ロジスティクスや​ライフサイエンス施設、​セルフストレージ等の​特殊な​専門施設が​含まれます。

投資家が​これらの​資産に​直接投資する​ことは​困難ですが、​実物資産の​分散ポートフォリオへ​投資を​行う​戦略に​資産を​配分する​ことで、​幅広い​サブセクターや​地域への​エクスポージャー獲得から​恩恵を​受ける​ことが​可能と​なります。​さらに、​非上場の​実物資産は​流動性が​低く、​投資期間が​長期となる​場合が​多いため、​上場市場の​短期的な​ボラティリティの​低減に​寄与します。

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不動産とインフラの多様なセクター

厳しい​市場環境下でも​力強い​パフォーマンス
 

不動産と​インフラの​実物資産を​持つ分散ポートフォリオは、​これら​組入資産が​有する​特性から、​異なる​市場環境下に​おいて​良好な​パフォーマンスを​記録しています。

金利と​インフレの​上昇局面では、​契約や​規制に​基づいた​インフラ企業の​収入は、​コスト上昇を​カバーするに​十分な​値上げを​行うことが​可能です。

不動産に​関しては、​インフレ上昇幅を​上回る​賃料の​引き上げが​可能である​場合が​多く、​資材費用の​値上がりは​不動産価値の​上昇に​寄与します。

さらに、​非上場/プライベートの​不動産と​インフラは、​市場の​下落局面に​おいても​比較的に​良好な​パフォーマンスを​記録しています。​これは、​不動産と​インフラが​生活や​経済に​欠かせない​資産である​ためです。

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非上場実物資産は厳しい市場環境でもアウトパフォーム

ヒストリカルで​見ても​アウトパフォーム、​長期で​相対的に​低リスク

 

伝統的な​資産クラスと​比較すると、​非上場の​実物資産は​長期トータルリターンが​魅力的なだけでなく、​相対的に​ボラティリティが​低いと​いう​結果が​出ています。​頻繁に​取引が​行われない​プライベートの​実物資産は、​長期投資に​マッチしていると​言えます。

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非上場実物資産は伝統的な60/40 ポートフォリオよりも低リスク&高パフォーマンス

非上場実物資産ソリューションの​メリット
 

  • 非上場の​不動産と​インフラを​含む実物資産の​分散ポートフォリオへの​投資は、​インフレに​対する​プロテクションと​低ボラティリティを​確保しつつ、​魅力的な​トータルリターンを​獲得する​機会を​提供します。

  • この​様な​アロケーションを​通じて​分散効果を​得る​ことは、​幅広い​投資家に​とってより​良い​結果の​達成を​助成します。
  • プライベート実物資産への​分散投資を​可能と​する​ソリューションは、​数多くの​投資家に​とって​魅力的な​投資オプションです。