投資 / インフラストラクチャー
パブリックとプライベートのインフラを組み入れたポートフォリオの構築

インフラ投資には、プライベート(非上場/非公開)市場またはパブリック(上場/公開)市場を通じてアクセスすることが可能です。当社では、両方のエクスポージャーを組み合わせるアプローチにポートフォリオの利点があると考えています。

2023年10月29日

インフラは投資妙味に優れています。インフラは、魅力的なリターン、ディフェンシブ性、インフレに対するプロテクションなど、潜在的なメリットを提供します。こうした魅力的な投資成果と、世界の基幹インフラ・ネットワークを近代化するための資金需要が相まって、この資産クラスへの関心がますます高まっています。

インフラ投資には、プライベート(非上場/非公開)市場またはパブリック(上場/公開)市場を通じてアクセスすることが可能です。当社は、両方のタイプのエクスポージャーを組み合わせるアプローチにポートフォリオの利点があると考えており、その結果、同資産クラスへの投資がより充実し、包括的なものになると考えています。

 

インフラ投資の利点

インフラ投資は、公益事業、エネルギー、運輸、データ・インフラという4つの主要カテゴリーに属する資産へのエクスポージャーを提供します。これらの長寿命資産は多様ですが、いくつかの共通点を持っています。

インフラ資産は、グローバル経済の基幹となる重要なサービスを提供しており、一般的に高いキャッシュ創出力を持ち、規制や規模の経済など高い参入障壁を有しています。また、提供するサービスが不可欠であることが一般的であるたえ、需要は安定的か非弾力的であり、その収入源はインフレ連動型の契約または規制下にあります。このような特徴から、インフラ投資は、上場・非上場を問わず、歴史的に数多くのメリットをポートフォリオにもたらしてきました。

 

魅力的なリターン

インフラ資産が持つ必要不可欠な性質が、同資産クラスの魅力的なリターン・プロファイルを下支えしていると当社は考えています。上場インフラ株とプライベート・インフラのリターンは、短期間では異なるものの、より長期では極めて近似します。過去20年間、上場インフラ株とプライベート・インフラともに、幅広い上場株式よりも低リスクで魅力的なリターンを提供してきました。さらに、長期間で見ると、上場インフラと上場株式の相関は低下し、ポートフォリオのリスク調整後リターンを高める可能性があります。

 

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リスクに関する開示事項

すべての投資にはリスクが伴います。投資の価値は時間とともに変動し、投資家においては、利益を得るもしくは投資の一部または全てを損失する可能性があります。インフラ企業は、建設費用に関連する金利コスト高、高レバレッジ、環境やその他規制に関連する費用、景気減速の影響、余剰設備能力、その他サービスプロバイダーによる競争激化、合理的な価格での燃料確保における不確実性、省エネ政策の影響、その他要因など、その事業や運営に悪影響を及ぼす可能性のある様々な要因から影響を受ける場合があります。

重要な開示事項

ブルックフィールド・パブリック・セキュリティーズ・グループ・エルエルシー(「PSG」)は、SEC登録投資顧問会社で、カナダの各州・準州において運用会社として登録されており、ブルックフィールド・アセット・マネジメント・インクのパブリック・セキュリティーズ・グループを代表し、不動産株式、インフラ株式、マルチ戦略実物資産ソリューション、実物資産債券を含むグローバル上場実物資産戦略を提供しています。PSGは、金融機関、公的・私的年金プラン、保険会社、基金・財団、政府系投資ファンド、個人富裕層を含む機関投資家および個人投資家向けに、セパレート・アカウント、登録ファンドおよびオポチュニスティック戦略を運用しています。PSGは、世界有数のオルタナティブ資産運用会社であるブルックフィールド・コーポレーションの間接的な完全子会社です。

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将来に関する記述

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インデックスの定義

ブルームバーグ・グローバル・インフレ連動指数(シリーズ-L)は、先進市場12カ国の投資適格級政府インフレ連動債のパフォーマンスを測定します。投資可能性が本インデックスへの組入れの重要な基準であり、グローバル・ガバメント・リンカー・ファンドが投資する可能性が高く、投資可能な市場のみを組入れるよう設計されています。

ケンブリッジ・アソシエイツ・インフラ・インデックスは、1993年以降に組成された、完全に清算されたパートナーシップを含むインフラストラクチャー・ファンドから集計されたデータに基づくホライズン計算です。

当資料では、ダウ・ジョーンズ・ブルックフィールド・グローバル・インフラストラクチャー・インデックスが設定される以前は、インフラを表すものとして、ガス、水、マルチユーティリティ、素材、石油・ガスパイプラインなど、インフラ関連セクターのデータストリーム・ワールド・インデックス・シリーズを使用しました。これらのインデックスはトムソンロイター・データストリームが作成しています。

ダウ・ジョーンズ・ブルックフィールド・グローバル・インフラストラクチャー・インデックスは、年間キャッシュフローの少なくとも70%がインフラ資産の保有と運営から生じているインフラ企業で構成されており、マスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)は除外されています。ブルックフィールドは、ブルックフィールドの名称が付けられたいかなるインデックスについても日々の管理に直接的に関与していません。

FTSEグローバル・コア・インフラストラクチャー50/50インデックスは、市場参加者に業界の定義によるインフラの解釈をもたらし、一定のインフラ・サブセクターへのエクスポージャーを調整しています。セクター別構成比率は、半年ごとのレビューの一環として、広範な3産業セクターについて、公益事業50%、7.5%を上限とする道路/鉄道を含む運輸30%、パイプライン、衛星、電気通信塔を含むその他セクター20%の比率に従って調整されます。各グループ内の個別銘柄の比率は、投資可能時価総額の割合で調整されます。

ICE BofA米国コーポレート・インデックスは、米国国内市場で公募された米ドル建て投資適格社債のパフォーマンスを追跡しています。

ICE BofA米国ハイ・イールド・インデックスは、国内市場で公募された米ドル建て投資適格未満社債のパフォーマンスを追跡しています。

MSCIワールド・インデックスは、先進国の株式市場のパフォーマンスを測定するように設計された、浮動株調整後時価総額加重インデックスです。

米国の消費者物価指数(CPI)は、消費財やサービスのマーケットバスケットに対して都市部の消費者が支払う価格の平均的な経年変化を示す指標です。

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